電気自動車の充電設備設置工事
EVとは、“Electric Vehicle”の略で、資源制約や環境問題への関心により、普及が期待されている電気自動車のことを指します。
ガソリン自動車の場合、ガソリンをエンジンで燃焼させ、車を動かしていますが、電気自動車は電動モーターによって車を駆動させています。そのため、電気自動車には充電できる保管場所が必要です。
当社は、その充電する場所を作るEVの充電設備工事に対応しています。
必要な手順に沿って、安全に作業を進めてまいりますので、安心してお任せください。
お手続きのながれ
まず、電気自動車を購入されたお客様が充電設備設置工事をご希望された場合は、購入先の販売店から、設置先都道府県にある工業組合に見積もり依頼を行います。
(※自動車販売店を通すことで、お客様に安心の『標準工事価格』での施工が可能になります。ぜひご相談ください。)
そこから、専用の見積もり書に記載していただき、電気工事業者のご紹介という流れになります。
<施工の簡単な流れ>
〇 現地調査
お客様と日程の打ち合わせを行い、指定された日に現地調査へ伺います。
電源を確保するため、電源の寸法やルート、使用材料の規格・寸法などを確認します。
〇 施工契約
現地調査の結果を踏まえた施工費用や見積書を確認をしていただき、その内容に納得していただけましたら、ご契約となります。そして、その後のスケジュールや事前準備について、確認させていただきます。
〇 お引渡し
お客様とともに確認作業を行い、問題なければそこでお引渡しとなります。
充電設備は、施工が完了いたしましたら、その日からご利用いただけます。
充電設備設置工事の一例
施工の内容を簡単に説明すると、以下のような流れになります。
1、分電盤から電源を取り出し、配線工事を行う。
2、駐車場の柱あたりに、充電設備一式を取り付ける。
3、自動車に差し込む、コネクター用のホルダーを取り付ける。
4、正常に充電できるかテストする。
5、自動車の充電口まで届く長さの電線をホルダーに巻きつけ、残りは充電器本体に巻いて設置完了。
施工内容は、使用するメーカーなどによって異なりますので、詳しい施工の流れは打ち合わせ時にお伝えいたします。
また、充電設備は各メーカーによってさまざまなタイプがあります。ぜひお気軽にご相談ください。
<スタンドタイプにも対応可能>
電気自動車を充電する充電設備には、建物にとりつけるタイプとは別に、スタンド型のものもあります。
施設やコンビニなどに設置されることも多く、駐車スペースに合うスマートなデザインのものなど、種類は豊富です。
中には、出力50kWの“急速充電器”と呼ばれるものもあり、通常の充電設備ではフル充電するまでに5~20時間かかってしまうところ、約20~30分で80%まで充電することができます。
現場の状態やお客様のご要望に合わせて、最適な設備のご提案・施工をいたしますので、お気軽にご相談ください。